HACCPコンサルティング
食品衛生法が求めるHACCP導入、取引先からの要求事項など食品衛生にまつわる対策についてコンサルティングします。個人経営の飲食店から中小規模の食品製造業まで、衛生標準作業手順書(SSOP)の策定から事業規模に合わせたHACCPプラン作成のお手伝いをいたします。
コンサルティング費用
【目的別契約料金】
基本契約料金 100,000円(税別)
基本プラン(HACCPチームへの参画)
月額料金50,000円~(税別)
(基本は12ヶ月ごとの契約です。期間の短縮等については要相談)
和歌山県HACCP認証制度活用プラン
300,000円(税別)
(各レベルに応じた申請をサポート。最長6か月間)
基本プランとの組み合わせも可能です
【時間制契約料金】
基本契約料は無料
- 短時間個別相談(2時間まで) 30,000円
- (和歌山県内)商工会議所会員向けプラン 無料
和歌山、海南、紀州有田、御坊の各商工会議所での実績があります。
※エキスパートバンク制度利用で2時間まで無料、制度の利用には商工会議所への申請手続きが必要です。詳しくは加盟の各商工会議所へお問い合わせ下さい。
※訪問先によっては、別途交通費、出張費がかかる場合があります。
※その他、目的別の案件については、お見積りいたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
※表示価格はいずれも消費税を含んでいません。
HACCP【Hazard Analysis Critical Control Point(危害分析重要管理点)】とは
HACCPとは、食品の製造ラインごとに異物混入や菌・ウイルス汚染など、食品事故につながる危害を予測・分析し、その危害を排除もしくは許容範囲にとどめるための重要管理点を設定し、その上で重要管理点をコントロールすることで食品事故を未然に防ぐための衛生管理手法のことです。
HACCP導入の前提となるSSOPを整備しつつ、公益社団法人日本食品衛生協会が公開している「HACCP導入のための7原則12手順」に従えば、独自にHACCPを導入することも可能です。
「HACCP導入のための7原則12手順」とは
衛生管理手法であるHACCPを組織全体で適切に実施するための運営手順です。
出典:公益社団法人日本食品衛生協会. HACCP導入のための7原則12手順
http://www.n-shokuei.jp/eisei/haccp_sec05.html(参照 2020/09/12)
SSOP【Sanitation Standard Operating Procedure(衛生標準作業手順書)】とは
HACCPシステム実施の前提となる一般的衛生管理プログラムのこと。
まず「いつ、どこで、だれが、何を、どのようにすべきか」を明示した手順書をSOP(標準作業手順書)といいます。
このSOPうち衛生管理に関して、洗浄・殺菌等の「汚染防止対策」のためのサニテーションについての手順書がSSOP(衛生標準作業手順書)です。
以下の項目について定めることがCODEX委員会(食品の国際的な政府間機関)から求められています。
- 施設の保守点検及び衛生管理
- 従事者の衛生管理
- 設備及び機械器具の保守点検及び衛生管理
- そ族・昆虫の防除
- 使用水の衛生管理
- 排水及び廃棄物の衛生管理
- 従事者の衛生教育及び衛生管理
- 食品等の衛生的取り扱い
- 製品の回収方法
- 製品等の試験検査に用いる機械器具の保守点検
HACCPコンサルティング導入のメリット
プロプランでは、手順1にあるHACCPチーム立ち上げからチームに加わることで、社内で起こりうる摩擦・不満を顕在化させることにより、チームワークを大切にしたHACCPプラン策定を目指し、その事業規模に合わせたHACCPプラン導入のお手伝いをいたします。
特に小規模事業所では、社屋や工場の新・改築等を伴う大規模改修は、よほどタイミングが合わないと現実性はありません。今、ある設備や機械・機器を最大限活かしたプラン策定を目指します。
これまで、従業員の衛生管理教育について手つかずだった事業所でも、一からスタッフ教育にも参画させていただき、洗剤・製剤の選び方基準の策定など一緒にプラン策定に取り組んでいきます。
圧倒的な現場力
HACCPチームに加わることでスタッフとの議論を通じて、現場の声を取り入れたプラン策定をおこないます。
完全オーダーメイド型HACCPプランを策定
お仕着せのプランはお勧めしません。業種・立地・規模・取引先等、事業所の持つ環境は千差万別。どれをとっても同じものはありません。多種多様な業種との取組経験を活かしつつ一からオリジナルのプランを作るからこそ、達成可能で持続可能なプラン策定ができるのです。
経営者目線に立ったプロセス管理
【科学】食品衛生と【経済】投資・経費のバランス(両立)が最も大切なポイントです。勢い高額な機器・機械の導入を勧めたり、経費倒れになるようなプランは策定しません。コンプライアンスは言うまでもなく大切ですが、ビジネスとして成立してこそのコンプライアンスです。
情報収集への情熱
多種多様な食品製造の現場を知るからこそ、そこから新しい問題点やその解決にむけた知見を得られます。もちろん法律や運用規則の変更・社会の価値観転換など市場を取り巻く環境の変化に積極的に対応していきます。
HACCP導入後のメリット
何よりも食品ロスを削減できます。一見ドキュメントの作成や記録の保持など事務作業の負担が大きくなると感じることもあると思いますが、普段の工程を見直すことで、無駄や重複などの排除に至り、時間の節約や無為な投資や経費を削減することに繋がります。
また、スタッフ間の意識の「ズレ」を解消することで、作業の質の均一化・向上を得られ、ひいてはスタッフのモチベーションアップなど副次的なメリットがたくさん得られます。
コンサルティング導入の流れ
1 | 現況についてのヒアリング | 営業許可の種類や有無、各種マニュアルの整備状況、SSOP等の準備状況について伺います。 |
2 | 当面認識している課題解決にむけて | 法律が求めるHACCPへの対応、納入先からの依頼事項等、課題解決に向けた期限を定めたタイムスケジュールの策定を行います。 |
3 | HACCP概要説明 | HACCPの概念(コンセプト)、外形的要求事項、SSOPとの役割分担等、HACCPでの衛生管理手法について理解を深めます。 |
4 | SSOP(各種マニュアル整備)策定 | HACCP導入の前提条件となるSSOPの策定(見直し)を行います。 |
5 | 7原則12手順に沿ったプロセス | 現況と課題、タイムスケジュールが定まったところで、いよいよプラン策定に進みます。 |
H A C C P プ ラ ン 策 定 |
6-1 製品説明書の作成 |
製品説明書の作成を行います。 製品説明書のPDFをダウンロード |
6-2 製造工程一覧図の作成 |
製造工程一覧図の作成を行います。 製造工程一覧図のPDFをダウンロード |
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6-3 CCPの策定 |
これまでのクレームや納入先からの要求事項等の検証を行い危害要因分析と危害予測を行います。 |
7 | HACCPプランの検証 | 策定したプランが実行可能か、不備等が無いか検証します。 |
8 | ドキュメント類、記録保管について | これまで作成してきたドキュメント類や今後発生する記録保存方法について確認し、HACCPプラン導入の完了となります。 |
9 | 和歌山県食品衛生管理認定制度活用 ※必要に応じて |
和歌山県には独自の認証制度があります。事業推進にあたり必要ならば認証申請を行います。 |
HACCPコンサルティング Q&A
提携先: 木下法律事務所
http://dolphin-law.com/
参考リンク
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